レポート

【西日本豪雨】半年が経過した真備町の今。再訪問で見えた課題

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『前に進みたくても進めない…』苛立ちを感じながら語った被災者の本音。

西日本豪雨から半年、発災直後以来2回目の訪問で見えた真備町の現状についてお伝えします。

ぜひ最後まで見ていただけると幸いです。

 

 

 

発災半年、真備の現状

引用元:スポニチ

2018年7月に発生した西日本豪雨。

各地で200人以上が犠牲となる大災害となりました。

中でも被害が甚大だった真備町は、倉敷市全体の死者数51人の大半を占める結果となりました。

発災から半年あまり。。

甚大な被害となった真備町の街は現在どうなっているのでしょうか。

 

前回、発生から1ヶ月後に訪れた時と比較して見ますと、ほぼ通常の暮らしに戻ったようにも思え、コンビニやスーパーなどは、ほぼ通常通り営業していました。

街の至る所に散乱していた土砂やゴミはすっかり撤去され、半年前に訪れた時とは見違えるほど綺麗になっていました

もちろん、街中に漂っていた悪臭もすっかり消えています。

 

▼▼井原鉄道 川辺宿駅前の現在の様子。

当時、高架下一帯には処理が追いつかずに放置された大量の流木や家財道具が線路に沿って仮置きされていました。

これらも現在ではすべて撤去が完了し、発生以前の元どおりの光景になっていました。

小田川の決壊した部分には、盛り土や鉄板が打ち込まれていて、応急措置が施されていましたし、一部では護岸工事も進んでいました。

 

着実に復興に向けて進んでいる!

 

と、安心したのも束の間。

住宅街に入ると状況が一変します。

 

半年が経過した今でも、およそ7割近いお家が被害に遭った状態のまま、空き家と化していました。

 

外壁は濁流によってえぐられ、内部が丸見え。

土砂も家の中に溜まったままのところもありました。

発災時からまったく変わっていないお宅が大多数を占めていて衝撃を受けました。

住人の方によると、、

「リフォームをしたくても基礎部分以外すべてやり直さないといけない。修繕費用は1000万円以上になる」

そう話され、リフォームをするか、すべて解体して新しい住まいを探すのか。

判断に悩み続け、途方に暮れている様子でした。

 

また別のケースとしては、高齢で後片付けが思うように進まず、庭先には大量の漂流物が今も蓄積。

軒下には剥がれた土壁が床一面に広がり、手付かずになっていたところもありました。

時間の経過と共に、ボランティアに参加する人出が減少。

半年がたった今でも思うように復旧作業が進まないのも現実となっています。

 

そんな状況の中でも、新たに歩み始めた方が大勢いるのも事実です。

苦渋の決断で、馴れ親しんだ故郷の家を取り壊し、新しく建て直している光景も街中で多く見られました。

 

 

 

今後の課題は

引用元:東洋経済オンライン

被災者の心の整理が少しずつではありますが、半年経った今、ようやく前に向いて進もうと歩みだしています。

そのため、片付けがこれからという住宅も少なくありません。

 

もう終わりと思われがちですが、本当に支援が必要なのはむしろこれからです。

今後は私たち一人一人の力がとても必要ですが、実際被災地を訪れるボランティアの数は急激に減少しています。

対して、被災者からの依頼のニーズは依然として多く、今でも約100件はあるそうです。

 

発生1ヶ月後は平日でも1000人ほどのボランティアが活動していましたが、私が訪れた時は100人に届かないほど激減し、ギリギリの日々が続いています。

がれきの片付けもそうですが、住宅の再建もようやく本格化し始めていますが、肝心のリフォームをする大工さんの数も圧倒的に不足しています。

いつ工事を始めることが出来るのか、見通しがつかない所も多数あります。

 

 

もう一つ、心のケアを必要としている人もいます。

時間が経つにつれて、様々な難題に直面したことでメンタル面でもかなり疲れが出てきています

そんな時、私たちに出来ることは被災地の声に耳を傾けることです。

特にお年寄りの場合は、悩みの吐け口がなく一人で抱えていることもあります。

不満や悩みを親身に聞いてあげるだけでも、気持ちが楽になるそうなので、精神的な面での支援も今後は重要になってくるでしょう。

 

 

 

最後に

例えいくらお金があったとしても、肝心な人出がないと何も進みません。

 

困った時はお互い様』とよく言いますが、私はその通りだと思います。

 

それが見ず知らずの他人でも、困っている人がいたら助ける。

助けられた本人は、じゃあ今度は私が何か恩返しをしたい、自然にそういう気持ちが芽生えてくるものです。

 

一人一人のほんの小さな支援が、やがてとてつもなく大きなパワーになります。

なので、他人事だと受け止めずにこれからもぜひ支援をしてほしいと思います。

私も今後も継続的に被災者の支援に協力していきます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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