健康

【今さら聞けない】感染すると絶対に発症する「はしか」とは?

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名前こそ聞くものの、症状や予防法など詳しいことがよく分からない人もいるかと思います。

実は、はしかに感染しますとほぼ100%の確率で発症するとても恐ろしい感染症だったんです。。

 

 

 

はしかってどんな病気?

はしか(医学用語では麻しん)とは、

麻しんウイルスの感染によって起こる急性熱性発疹性の感染症

人から人に感染するのが特徴で感染力が非常に強い。

 

かつて日本は、はしかの輸出国と言われるほど患者数が多く、2001年には推計28.6万人が感染したデータがあります。

そのため、2006年から2回のワクチン接種が義務付けられるようになった結果、以降患者数は激減。

【その結果】

  • 2015年に排除状態になった

→3年間日本由来のウイルスが確認されなかったため

一時はしかの猛威は無くなったわけですが、2018年の初め頃から再び患者数が増え始めてしまいました。

 

 

 

年代別の患者数について

引用元:沖縄タイムスプラス

意外なのが、感染者数の多い世代が20代〜30代の若い人!!

 

感染症って、免疫の低い子供やお年寄りが感染しやすいとよく言われていましたが、、

なぜこれほど偏りがこれだけ大きいのか!?

 

要因は予防接種の回数です。

 

年代によってはしかの予防接種の回数がバラバラなんです。

  • 〜20代半ばまでの人:2回の接種が必要の世代(①1歳②小学校に入る前年)
  • 20代後半〜40代半ばまでの人:1回だけの接種世代
  • 40代半ば〜の人:接種義務がなかった世代(任意接種)

単純に考えると、40代半ば以降の接種なし世代のほうが患者数が多いはずですよね。

 

1回接種の世代のほうがなぜ感染者数が多いのか?

まず、40代後半以降の世代というのは、過去にはしかが爆発的に流行していたことが理由の一つに挙げられます。

はしかというのは一度感染すると免疫が生まれて、持続しますので、過去に一度かかった人は基本的に2回感染することは無いそうです。

 

そうなりますと、次にリスクが高くなる人がワクチン接種が1回だけの世代。

つまり20代後半〜40代半ばの人に当てはまるわけです。

 

実はワクチンを1度接種したからと言って、免疫が必ず付くわけではなく、抗体(免疫)が出来る確率は95%とされています。

そう、5%の人は1回だけで抗体が出来ないわけです!

 

さらに、、

1回の接種に止まると→時期が経つにつれてワクチンの効き目が薄れてしまい→最終的には予防をしていても感染します。

 

最近明らかになった情報

過度なストレスを感じてしまうと、抗体が無くなりやすくなると分かったそうです。。

『病は気から』

そんな言葉の通り、感染することを気にしすぎるのも良くない。

厄介なことですよね。笑

 

もちろん2回接種をしていてもストレスの蓄積具合によっては、免疫が落ちて感染する可能性も十分にあります。

心配性の人は、この機会に3回目の接種も可能ですが、微熱など軽い副作用のリスクがあるので注意が必要です。

 

 

 

症状は?

はしかは感染してすぐに症状が出るわけではありません。

 

感染から発症までの流れと症状

  • 感染後10日〜2週間→潜伏期(自覚症状はない)
  • その後2日〜4日間→風邪のような症状が出る(発熱・せき・鼻水)
  • 進行すると、39度以上の高熱と発疹

風邪やインフルエンザと間違えてしまいますが、大きな違いが口の中の斑点が発症時期に出ますので覚えておきましょう!!

現代の医学では発症すると有効な特効薬がなく、対処療法になるところも難点です。

 

 

 

はしか最大の恐ろしい点が“凄まじい感染力”

はしかウイルスの驚くべきところが感染力です。

なんとインフルエンザの10倍以上あると言われています。

 

インフルエンザ:1人→1〜2人に感染させる力を持っている

一方ではしか:1人→12〜14人にまで広げてしまうそうです。。

※あくまで平均値

感染ルートもさまざまあります。

  • 飛沫感染(せき・くしゃみ)
  • 接触感染(ウイルスがついた物に触れる)
  • 空気感染

特に怖いのが空気感染です。

はしかの場合、感染者の近くにいるだけで移ってしまう恐ろしい特徴が!

極論を言うと、すれ違うだけで感染してしまうほど強力なウイルスなんです。

 

さらに恐ろしいのが感染してしまうとほぼ100%の確率で、なにかしらの症状を発症してしまいます。

 

 

 

高齢者と妊婦が感染するとめちゃくちゃ危険な理由

仮に高齢者がはしかに感染しますと深刻です。

 

調査によると、

はしかによって死亡する確率は1000人に1人

 

一見するとそこまで怖がるほどの確率ではないと思ってしまいますが、、

さきほど言いました通り、感染するとほぼ確実に発症するしますので、確率的にはかなり高いと言えるでしょう。

 

免疫力が低下しているお年寄りは、発症すると重症化し、肺炎や脳炎を併発することがあります。

また妊婦が感染しますと、流産・早産を起こす可能性がありますし、妊娠中はワクチン接種が出来ないので人一倍気をつけないといけません。

 

 

 

もし感染を疑う症状があったときは

これほど怖い病気なので、症状に当てはまっていたら、すぐ病院に行かないといけないと思ってしまいます。

 

ですが、すぐに医療機関に行くことだけは避けてください。

 

繰り返し言いますが、はしかの感染力が尋常ではないため病院内で二次感染、三次感染のリスクが生じ、最悪パンデミック(大流行)の懸念があります。

 

もし感染が疑われる症状があれば、、

  • 事前に医療機関へ問い合わせをした上で受診すること

※連絡なしで直接訪問することは絶対にNG!

 

 

 

対処法・予防法はワクチンしかない

一般的な手洗い・うがいをすれば良いのか?

実ははしかにはまったく意味がない!

マスクについても、はしかのウイルスは微細なため、繊維をすり抜けてしまいますのでほとんど効果はありません。

 

ではどうすればいいのか?

方法はただ一つ。

ワクチンを接種すること!!

これしか手段がありません。

とにかく予防接種こそ感染防止の唯一の道筋です。

 

 

ワクチンの料金について

  • ワクチン接種は1回5000円
  • はしか・風しんの混合ワクチンも接種可能※1回約1万円になる

 

 

 

ワクチンを受けたか不安になっている人へ。

「昔のことだから予防接種受けたのか忘れてしまった」

そんな不安がある人はぜひ抗体検査を受けて調べてみてください!

  • 全国のクリニックで検査が可能
  • 1回あたり約3000円
  • 結果が判明するのに2〜3日かかる

 

最後に、、

はしかはワクチンさえ打っておけば、食い止められる病気です。

これ以上の被害者を生まないように、この機会に予防を心がけましょう。

 

 

 

まとめ

  • はしかの特徴はとにかく感染力が強いところ→インフルの10倍の威力がある

 

  • 感染経路も飛沫感染、接触感染、さらに空気感染まで

 

  • 感染者とすれ違うだけで感染することも

 

  • 予防法はワクチンのみ、2回以上の接種が必要

 

  • 仮にはしかを疑う症状があっても、まずは電話で病院に問い合わせを!

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