インフルエンザ対策 健康

1回の服用だけで効果が出るインフルエンザ新薬「ゾフルーザ」とは

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インフルエンザの治療が今後大きな変化を迎えます。

厚生労働省は2018年2月に、塩野義製薬が開発したインフルエンザの新薬「ゾフルーザ」を正式に承認し、3月から発売されています。

この新薬の登場により、インフルエンザ治療にどのような変化が生まれるのでしょうか?

 

 

 

驚くべきゾフルーザの効果!

そもそもインフルエンザウイルスは、、

粘膜細胞に感染→細胞内で増殖(ウイルスは自分自身で増殖できないが、人に寄生することで増える)

→増殖したウイルスは細胞から出て周囲に広げることで辛い症状を引き起こす

 

これまでのインフル治療薬(タミフルなど)】

  • 周りの細胞の感染を防いでいた反面、細胞内の増殖を防ぐことは実質不可能だった

 

ゾフルーザの場合

  • 細胞内のウイルスそのものを抑えられるようになった世界で初めての快挙!!

 

 

 

服用1回でウイルスが死滅するように!

ゾフルーザの登場により、従来の治療薬と大きく変わったところ。

それは『服用する回数を極端に減らせたこと!

ちなみに、季節性のインフルエンザならA型・B型両方とも効果があることが既に実証されています!

 

【タミフルを例にすると、、】

  • 一日2回服用を、最低5日間は飲み続けなければいけない。

※ウイルスの細胞内増殖を抑える効果がないため、死滅するまで待たないといけなかった

実際2016年〜17年に行われた治験によると、患者1064人にゾフルーザ、タミフル、プラセボ(偽薬)3つのグループに分かれて投与。

体内から最も速くウイルスが排出される治療薬を調べたそう。

すると、、

  1. ゾフルーザ(24時間)
  2. タミフル(72時間)
  3. プラセボ(96時間)

タミフルとゾフルーザではウイルス排出時間が劇的に短くなる結果に!!

服用はたった1回だけなのにも関わらず、ウイルスの体外排出スピードはタミフルよりも「ゾフルーザ」のほうが最も早くなったわけです。

しかし、1割の患者(12歳未満は2割)はゾフルーザの服用後、ウイルスが変異し薬が効きにくくなったそうで、当面の間は子供に処方することを控えるところが多いのでご注意を!

 

 

 

気になる副作用は?

ゾフルーザは服用の回数が劇的に減らせたことで、体の負担も大幅に少なくなります。

データでも証明されています!

 

【上記で行われた治験での副作用の発現率として、、】

  1. ゾフルーザ(4.4%)
  2. タミフル(8.4%)

現時点ではまだ不安定さもあるゾフルーザですが、副作用のリスクもタミフルと比較して、半分近くにまで減らせたそう。

そのため、体重10kg以上あれば子供でも服用することが可能だそうですよ!

 

これまで異常行動が問題視されていたインフルエンザ治療薬ですが、ゾフルーザの登場により、感染者数そのものの減少にも今後は期待出来そうです!

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